我が家のギター達をご紹介。
古い物は80年代前半なので、いつの間にかオールドの域になってたり。
今まで色んなギターを弾いてきたが何故か、テレキャスだけは所持したことがない。なんでだろー?
あのパッキーンって抜ける音が苦手なのか、ボディが身体に当たるエッジが馴染まないのか、馬が合わないってやつですかね。
90年代前半に実はアームを多用しており、多分一生分使ったので近年は一切使わなくなった。笑
フロイドローズはブリッジもだけど、金属で固定するナットのあの音がやっぱ馴染めなくて使わなくなった。今はナットの固定具外してアーム不使用で使ってます。
Fender USA '62 Stratocaster 改 4 singles
1984年にお茶の水のクロサワ楽器で購入、当時で28万くらいした。
ボディはアッシュだと思う。ピックアップの磁力が強力で6弦の開放ではチューニングが無理!w
とてもブーミーな歪で出音は最高!レコーディングには迷わずこいつ。
リア並列時にノイズキャンセル効果のある逆巻きのシングルコイルを追加して4シングルに改造。
SW付きポッドにして + VolバイパスプッシュSW付きトーンポッドも付けた。
このピックガードは特注。
一時期使用頻度がとても高く、フレットはすでに2回打ち替えてある。
Fender USA American Stratocaster 改
1989年に渋谷のイシバシ楽器で購入。
フェンダーが開発し当時ブレイクしたレースセンサーというピックアップの初期。
最初はなるほどと思ったが、音にやんちゃさがなく優等生って感じの暴れない音。
売ろうと思ったら3万ですね。とか言われ頭に来たのでギタシンのコントローラーをバラして埋め込んでやった!
執念で彫刻刀・手掘りでボディ側面にパソコン用のコネクターを埋め込んだ。
でも殆どギタシンとしては使わず... もはや枯れっ枯れの音なので「アルダーのストラトの音」が欲しい時はこいつ。
Fender MEX '70 Stratocaster
2012年に池袋のイケベで購入。
長いことラージヘッドでネックが3点留めのサンバーストを探していた。
カスタムショップ製の'70は丸太ネックであれは無理だ。USAのは4点止めだしフレットがめちゃ太くて魅力は無い。
残るはこのMEXだったが、一番忠実にツボを再現していた。
アッシュ材は個体差があり過ぎて重さも音もまちまち。たまたま店に2本あったんで弾き比べてこっちにしたが、低音の出方とか全然違ってたし。
大きな声では言えないが、CS製の'70よりこのMEXの方が鳴ってたのは内緒w
Fender MEX '60 Stratocaster / modifiedby Addictone.
2020年に下北の中古屋で購入。
アルダー、ローズ指板の金!この組み合わせはなかなか無い。やっと見つけた!
でも2001年製のMEX。この頃のMEXは微妙かな?と思いつつ弾いてみたら、おや?なんか鳴るんですけど?!
なんと、渋谷のAddictoneで弄ったモデルとのこと。ボディもネックもいい感じに枯れて良い。
アルダーってこんな粘ったっけ?というまとわりつくような音。
というわけで、詳細は特集ページをご覧くださいw こちらです!
NEW!
Fender C/S 1956 Stratocaster Relic
2023年に柏の島村楽器で購入。
アルダー、メイプル指板、太いVネック、99年製で適度に枯れた激鳴り!
最初指板が全然滑らなくて上手く弾けないくて焦った。どうやら使い込みを再現した塗装剥げではなく、塗装?試しにこすったら落ちたので奇麗にしたら問題なく滑って弾きやすくなった!おいらはレリックマニアではないので実用ファーストですw
アメビンと弾き比べたんだけど、全然鳴りが違った。やっぱギターは年数が音に出ますねー。
鳴りの違い詳細はこちらをご覧くださいw
Gibson ES-165 Herb Ellis
1993年に町田のタハラで購入。
当時の山野楽器のカタログにはない色で、見つけた瞬間に決めた。
ハーブエリスモデルだからタバコサンバーストしかなかったはずだが、グレッジみたいでしょ?w
ボディはオールメイプルなのでパコパコして深みが無い。本当はスプルースのが欲しかったんだけどL-5なんて買えやしない。
精進していつかはウエスみたいにって思ってはいたが、あまり弾いてないな...
で、放置してたらいい音になってた!ってのは良くある話で、こちらも鳴るようになってた!w
まぁジャズっぽくしたいときは確実にこれ。
Gibson CS Ace Frehley's Signature LP
2000年に渋谷のイケベ楽器で購入。
なんと極上新品で18万!?当時でも40万ちょい?こりゃ迷わず買い!
ピックアップは70年代に大ブレイクしたディマジオのスーパーディストーションが3個も!
これのおかげで音はまさにAceそのもの。
シグネーチャーだからね!w
指板はエボニーだからバカみたいに歪ませてもこもらないし、ボディも気持ちトラ目で当りw
(これで40万かよー?ってのもあったしね。)
マーシャルに繋いでCDと一緒に弾くと同じ音!w
長かった。2000年当時で22年かかってやっとAceと同じ音が出せた!
Zodiac Works ZPG-330 QC Re-viv
2003年にお茶の水のイシバシで購入。
以前から良い噂しか聞かないZPGがちょいキズ品破格、しかもバリトラ!
ソリッドエレキギターとは思えない異常にでかい生音、レスポールと同じマホにメイプルTopなのに重量が軽く、なのに太くて粘る。
指板がエボニーなのでつぶ立ちもよく、とにかく鳴るギター!
こんな生音が鳴るエレキは初めて!良い材だとこうも違うのか?とにかく凄い。
欠点はトップの木が柔らかく塗装も薄いラッカーでとてもデリケート。
ノブは数字付きの黒に交換。
Gibson CS Carved Flame LP
2004年にイケベのハートマンでゲット!
2003年の楽器フェアーでこいつを見て一目惚れ!まさか店頭で売られてるとはっ!
速攻ヒスコレ57 Gold Top LPを下取りにして購入。一点ものだしねー!
LPにしては軽く、ネックも薄い。
炎のペイント部は浮き彫りでメイプルトップ材を削り出している模様。
ピックアップは57クラシックなので出音は今風のレスポール。
やべー、今でもずーっとかっけー!w
音は経年劣化でギラギラが減り良い感じになったし、LPの音が欲しけりゃ迷わずこいつ!
Ibanez PS120
2017年に池袋のイケベで購入。
何回目の再販だろうか。これはレギュラーの14万くらいのタイプだがほぼ半額で買えたw
でかいボディのわりに軽く、そして意外にも弾きやすい。エボニー指板なのも良い。
音は良くも悪くもダンカン (59) で、可もなく不可もなくという印象。
ALIVE 2の頃のポールの音はディマジオの (なんだっけ?) スーパーディストーションのハイを持ち上げたピックアップだったんで似ない。あのザクザクした音は出ないかな。
ACEのLPと並べるとムフフ♪なのだが、それだけかなぁ...苦笑
NEW!
LTD FRX-401
2022年に大阪の楽器屋ではないお店で購入w
基本 FRX ってアルダー。ESP でマホあるけど60万円台!EⅡ だと30万前後でアルダーしかない。LTD のはマホ!2015年に出たとき即買いしたかったけど、ESP さん国内では売らないと。当時 $1100~$1200 だったんでめちゃ欲しかった。
で、これは中古で2年も売れずに残ってた。おいらを待っていたのだろうか?正直ネットで現物見ないで購入するのはためらったけど、状態も良く当たりだった!
音は EMG なので優等生で、軽いがスルーネックなのでネバネバに粘るマホの音がする。シェクターのマホよりも太くて粘る。こっちの方がレスポールの音がする。大満足♪
EMG はタップできないからシングルのハーフトーンは出ないんだけど、Vol 絞るとかなり良い。パッシブのハムだとこの感じにはならない。16のカッティングもOK!
総評としてはV系?とんでもない、普通になんでもこなせる良いギター!
Ibanez 540s 改
1991年にイシバシで購入。
当時のバンドでのメインギター。
この頃はアームを多用していて、アーム仕様でのメインだった。ネックもボディも薄くて軽い。
これに慣れたらストラトも重く感じるくらいw
ネックの薄さが曲者で、やはりこれに慣れると他のギターが弾き辛くなる。
当時、抜けない音なんで録音には不向きだったが、近年枯れて良い感じに抜けるようになったw
ピックアップのパワーは大きいが、シングルタップ時のリアとセンターのハーフトーンも良い。
最近また引っ張り出して使うようになったが、1、2弦が直ぐ切れるのが難点。
Edwards E-FR 120GT 改
2003年にリボレで購入。
寒い1月2日、秋葉原リボレの正月日替わりバーゲンに30分並んで定価12万のこいつを39,800円でゲット!
ネックは11プライのスルーネックで指板はなんとエボニー。
ダンカンピックアップが2個にいらないフロイドローズまでw
ダンカンがいまいちだったんで、いくつか試して現在はディマジオのDP196、197に交換。
シングルタップ時のハーフトーンが綺麗。
スルーネックなんで音は粘る。パッと聴きLP?と思うときもある。
Edwards - E-FR GT/NT
2015年にミュージックプラント土浦店で購入。
これ、ずーっとアーム無しが出ないかなぁーって思ってて待つこと12年、偶然見つけたっ!w
でもボディがアッシュ。アッシュは個体差が激しいのでネットでポチれない。
迷った挙句、土浦まで高速飛ばして行き試奏させてもらって『合格』だったので購入。
2014年の楽器フェアかなんかの出展モデルだそうでワンオフ。セットネックだしね!
ボディは小ぶりだがゴンゴンと太い音。エボニー指板なので歪んでも和音がバラける。シングルタップ時のハーフトーンも使える音。
なんでもイケる文句無く良いギター!
SCHECTER C-1 Silver Mountain
2020年に渋谷のクロサワ楽器で購入。
以前、Black Jack を弾いて好印象だったので、昨年このグラフィックが発表されて欲しくなり待っていた。
しかーし!個々にこのシルバー柄が異なり、細い線だったり斜めだったり偏ってたりと、中々良い見た目のが無くてやっと見つけたのがこの個体。
光が当たるとシルバーに光るけど、実物は割と地味な印象。
肝心の音はマホガニーでセットネックなのでレスポール系だが、線が細い音。エボニー指板なのでアタックがあり、ボディは軽めなので低音が弱いが、ちゃんと粘るし良く抜ける。
まだ新品特有のギラギラ感が強く、数年経たないとホントの良い音にはならなそう。
でも良いギターですよ、かっけーし、軽い、粘る、抜ける、使い物になるシングルコイル。
レスポールみたいに詰まった音ではないけれど、充分メインギターになり得る個体です。
NEW!
Edwards E-FR 140GT
2021年にお茶の水ESPで購入。
2015年製の程度の良い中古だったが、ブリッジとペグが黒の当たりを見つけちゃったのでゲット!
何故か黒でもクロームだったんよね。これは一見ESP版に見える!w
ボディがアルダーなんだけど、7ピースのスルーネックだし、アッシュのアーチドトップだし、という複雑な材の組み合わせ故、アルダーストラトにハム乗せたのとは全然違って良い音がする!
何気にこの形は大好きで、3本目なんだけど、ボディ材の違いで出音が違うので被らない。やっぱキャラ決めるのはボディ材なんだなぁと実感。
NEW!
Zodiac Works ZPG-330 改
2022年にイケベ WSR にて改造を依頼。
高級コンポギターにマホボディにタップ付きハム仕様のギターがあり、その音が堪らなく欲しくて物色していたんだが、おや?うちにも良いギターが眠っているではないか?!と気付き...
このギター、音が太すぎてオケに馴染まず出番が無くなっていた。レスポールより太いw でも乾燥したホンジャラスマホのボディとネック、トップもバリトラだし絶対良いギターなハズ。
というわけでタップ化!いつも自分でやっちゃうんだけど、今回ハムが2芯だったので4芯にする必要があったのでお店に依頼した。ついでにハムのニッケルカバーも外したままにした。
結果は大大大満足!!殆ど弾いてなかったギターが一気にメインギターに昇格!リフはネバネバ、カッティングはジャキジャキ、ソロは甘めのロングトーン、最高かよっ!!とても気持ちイイ♪
Taylor 114ce
2011年に渋谷に移ったハートマンで購入。
スプルース・トップ + サペリ合板・サイドバック + サペリネック + エボニー指板という仕様。
Sapele ( サペリ )?初めて聞く材だ。
見た目はマホガニーだけど赤っぽくない焦げ茶。
音はマホよりもパリっとしていてドンジャリ感があり、ローズみたいにキンキンしない。
バランスも良く生音がでかい。指版がエボニーなのも良い。
ちまちまと綺麗な3フィンガー?そんなもんできん。ファンキーなカッティングとスラップをやるんじゃい!
って、実は初アコギ。全く弾けない!笑
P.R.S SE A15AL
2016年ハートマンで購入。
スプルーストップ、ダオ(ニューギニア・ウォルナット)サイド・バック、エボニー指版。
ダオ?聞いたことない材。しかもウォルナットとは別物とな?紛らわしい。
弾いてみると悪くない。マホが枯れたような音?かき鳴らす系には向いてる気がする。
Taloy より厚みが無く弾きやすいが、その分低音は物足りない。音は前に大きく出るが、後ろへの共鳴は少ない気がする。
アコギ歴も5年経ち少しは弾けるようになったので綺麗な出音が欲しくてこれに決めた。実はピックガードを貼ったら音が死んだので即外した。笑
とまぁ、これ以外にも出番が無くなったギターが数本と、売っちゃったギターもあり、25 本弾いてきたなぁと。
でもここに載せたギターはそれぞれ音が違うし、用途によってちゃんと全部使ってるギター達。
結論としては、
レスポールの音が欲しけりゃレスポール、ストラトの音が欲しけりゃストラトを弾けばよい。
ってか、それしかないんですよ、1本で二つをまかなえるギターは存在しないと。
ただ、Edwards のようにシングルにもなるハムは「っぽく」は使えるので、ライブではこれ1本で重宝する。
二つのハムバッキングをシングルにしたセンターポジションの音は、これはこれで良い。ストラトでは出ない音なので、この音が欲しいときもあったりする。
ギターはヘッドの大きさ、ネック材、指版材、ナット材、ネックとボディのジョイントの仕方、ボディ材、ピックアップ、ブリッジ、弦の通し方等々のすべての組み合わせで音が変わる奥深きもの。エレキであっても木材の違いは顕著に表れるので面白い。
好みで言えば、ヘッドが大きくセットネックでエボニー指板で、ボディはマホ、ピックアップはシングルにもなるハムで、弦はボディ裏通しが良い。 レスポールは重すぎる!(だからあの詰まってる音になるのだが) のでこの中でその仕様だとシェクターになるのかな。
ストラトは16のカッティングメインでやはり無くてはならない。暴れた歪もこれでしか出ない。
生産時期によってアッシュとアルダーのボディがあり、全然違う音なのにどちらもストラトとして認識されている。
70年前後のジミヘンのストラトがアッシュだったのかアルダーだったのか未だに謎。(これ話し出すと長くなるのでまたいつか。) でも多くの人がイメージするストラトの音は甘く枯れたアルダーボディのストラトだと思う。
機会があれば弾き比べてみることをお勧めする。重さも出音も全然違うのでびっくりすると思う。
過去 (旧 HS Works) の記事を再編集し、以下に読み物としてみました。是非!
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