◁ 一覧へ戻る

DX 推進課題

毎度ですが、カタカナ英語だけ先走るやつ。今回は DX です。

今更 DX が何かは説明しませんが、(え?しろよ!w) あ、デジタルトランスフォーメーションの略ですが、IT とはどこが違うの?
ですよね、今まで使ってきた「IT 化」で事足りますよねw

・IT 化とは、アナログの工程・手法をデジタルに置き換える = 手段
・DX 化とは、IT を組み合わせてサービスやビジネスモデルを変革する = 結果

って感じでしょうか。

◆DX 化は何のため?

・業務効率化による生産性の向上
・働き方改革
・新ビジネス・サービス等による市場活性化

まぁ言うのは簡単ですが、具体的にどうするのさ?って誰でも思いますよね。

簡単に例を挙げると、

・バックオフィス (経理・人事) のデジタル化で効率をアップ
・営業や管理ツールの導入で生産性をアップ
・効率化に伴う労働時間の短縮で残業を無くす
・新サービスの開発、企業間の競争で経済を活性化 等々

※~をデジタル化 だと IT 化なので、IT 化で~を向上!ってのが DX 化?言葉遊びだなぁw

こんな良いことだらけなんだから、みんなやろうぜ!って言ってるわけだけど、実際のハードルは厳しいものです。

———-

◆DX 化の問題点

・現状の問題意識が無い
・DX 化を取りまとめる担当部署が無い
・お金がない

例えば中小企業の製造や建設業界は現場がメインなので、そもそも IT に関係しそうな部署が無い。
そういうスキルを持った人材も居ないため、問題解決の手段も分からない。
そこで IT コンサルみたいなのを頼んでも何を言ってるのかちんぷんかんぷん。
コンサル料も必要だし、あれ買えこれ買え言われてもお金もかかるし、デジタルツールを使える人材も居ないし…

こんな感じなので「もう面倒くさっ!」と思考停止に。

———-

◆DX 化推進の現状は?

IT 企業はチャンスとばかり、管理や効率化ツールを販売したいが、顧客は導入の敷居が高過ぎて困ってるのが現状かと思います。
ここはハブになる人材が必要で、内部の課題を抽出して、どんなツールで解決できるのか、本当に生産性が向上するのか、そういうのを精査できる人が居ないと DX 化は進まないですね。

もっと、国や自治体がこの辺をケアしていかないと、また流行語として忘れ去られてしまう気がします。
なんたって、HP の説明で「スマホ対応してないと見ては貰えませんよ?!」と言っても、社長さん、ガラケーですからね!笑
ハードルは高いです…

« »