ビンテージギターの高騰が凄いですね。
なかなか手が出せないので、カスタムショップではレリックという加工でわざと見た目をビンテージにしてるシリーズがあります。
しかし、昨今はそのカスタムショップ製もバカみたいに値上がっちゃって、60万以上?買えね~!って感じですね。
今回はビンテージやオールドってそんなに凄いの?ってお話です。
ところで、ビンテージとオールドの違いとは?
簡単に言うと、中古市場で人気があるものがビンテージでいいのではないでしょうかね。オールドは同じ年代製でも不人気だとビンテージになれないみたいな?おいらはそんなイメージなんですけどね。違ったらすみませんw
うちので一番古いのは84年製のアッシュのストラト。当時のアメスタみたいなレギュラーシリーズのギターです。
しかし、流石に40年も経つとバカみたいに鳴るんですよ。もう生鳴りがうるさい!笑
でも市場では人気ないのでオールドでしょうね。 先に結論から言うと、3~40年経てば鳴るギターに化けるる。ということです!笑
但し、配線とかピックアップとかブリッジとかサドルとかのグレードもあるんで、どんなギターでも化ける訳ではないのだけど、ギター本体の木材は明らかに鳴りが違う (変わる) という事です。
そこそこお高いギターでも、やはり新品は新品の音で、木が鳴ってない。
でもそこそこお高いので良いパーツも付いてるから、アンプの出音はそこそこ良いので「おー!」ってなりますね。
もうギターは買わないと決めていたのに。
ふとネットで良さげな個体を見つけちゃってただ見に行っただけなのに。
何故か夜には家にあるという... 💦
それがこのギターです!
フェンダー カスタムショップ 1999 年製・1956 Relic!
カスタムショップ製 + 経年劣化効果
さて、このギター、見た目はビンテージだけど、レリックなので普通に1999年に作られたギターです。
でも既に24年経ってるので、そこそこ鳴るように変化してるのかと。ま、元が良いので木の変化の相乗効果で激鳴りに化けてる感じ?
あ、そうそう、激鳴りなんですよ、コイツ!ww
・2プライのアルダーボディ
・Vシェイプの太いメイプルネック
※マスタービルダ-の何とかさんの検品刻印付き!
・ブラックボビンを再現した良さげなピックアップ
・1プライのピックガード
と、50年代の仕様で、アッシュからアルダーに変わった56年のレプリカですね。
実は、新品のアメビンと弾き比べたんだけど、全然鳴りが違って驚いたw
アメビンだってね、いいギターですよ。レギュラーシリーズではグレードの高いやつだし、評判も良いし。
しかしやっぱ新品の音だった。きっと30年したら凄い鳴るんだろうなーって予感はある。笑
でもおいら、30年後は生きてないだろうから待ってられない。なので良さげな中古をたまに探してたんだけどね。
最初、指板が塗装禿げを再現したような黒ずんだ処理がされていて、メイプルなのにローズより滑らない?!全然弾けなくて焦った。
試しにこすったら落ちたので、ウエスで全部拭きとったら普通に滑って弾きやすくなった!
これ、塗装だったのかな?おいらはレリックマニアではないので実用ファーストで!これで問題なく弾ける。ただ、ネックの太さとVシェイプは慣れが必要だったが、生鳴りでネックも鳴ってるのが分かる。やはり太いからか?
アンプの出音はもうなんだろ、アルダーの低音が暴れるブーミーさと奇麗な中高音が同時に味わえるというか、とにかく気持ち良すぎて何時間でも弾いてられる。(8時間くらいいける!)
おいらみたいにアンプ直でディレイくらいしか使わないスタイルでは鳴りが重要!個体の良さがそのままの音になるというねw
コイツに会いに柏まで行った甲斐があった。でもまさか持って帰るとは思ってなかったけども。笑
結局、そこそこのパーツを使ってるそこそこのお値段のギターが30年経てば激鳴りお化けになるぜ!って事なんだと思う。
ビンテージに認定されるかは市場の人気次第。でも自分が気に入って買ったギターが数十年後に嬉しい変身を遂げるって素敵じゃない?
あと、カスタムショップだからとか、高級ブランドギターだからって、最初から激鳴りは期待できないと思う。
そりゃレギュラーよりは鳴るんだろうけど、やっぱ経年劣化ですよ、楽器は!
いやーうちのストラトも5本になっちゃった。
1. アッシュの84年製は激鳴りで「ビンテージのアッシュ!」って音。これは手放せない。
2. アルダーの89年製は枯れ枯れの鈴鳴り。銀色が抹茶に変色したんでリペイントして配線もやり直して復活させたい。
3. アッシュの2012年製。鳴ってるんだけど、いかんせん他と比べちゃうとね。あと10年待てば...
4. アルダーの2001年製。Addictone モディファイなので激鳴り♪
5. で、今回のアルダー1999年製。ネックまで鳴る激鳴りでした。
というわけで、今回はこれにて。ではまた次回!

プライバシーポリシー
このサイトの画像は著作権により保護されております。無断での転用・転載はご遠慮ください。

Copyright © 2021 HS Works MAKE TUNES.