ギター歴45年、マジで初めてのテレキャスです。
何故か、全く興味が持てなかったギター。周りでもテレキャス使いは居ませんでしたねぇ。
今回テレキャスを弾いて思ったことを書きたいと思いまする。
人生初のテレキャスをバンドリハで弾いてみたら...
ドラマーに圧が強すぎるのでアンプをこっちに向けないでくれと言われ、音の塊が飛んできて顔が持ってかれると。マジかw
どうやら良いギターだったようで良かった!笑 が、成る程、密室では凶器になることが分かった。そんなギターだったのだね!
ストラト使いが感じる「これじゃない感」
ストラトで作った曲は全部これじゃない感。困ったなぁ...
「ストラト使いが転生したらテレキャスしかない世界だった」って、クソ長い深夜アニメみたいになっとる。笑
取り敢えず弾き倒して特性も分かってきたので、今は結構しっくり来ている。
ブリッジの (サビまくった) 鉄の音がまんま出るんだねぇ、味と言えば味だが 3kHz 辺りが原因か。
ボディも枯れてるんで尚更ふくよかさがオミットされる模様。
ブラスだと金属音はマイルドになるみたいなので、GOTOH のブラスサドルに換えてみようかな?オクターブ精度も上がるっぽいし。
やっぱ3連サドルで6本の弦のオクターブは合うわけない!ww けど6連にするとだいぶ音変わるようなので、とりま3連の GOTOH ですかね。
不満なところはアルダーソリッドボディなんだが低音の粘りが薄く、さっぱりした音。ストラトの方が粘る。
良いところはストラトよりも強弱が付くので弾き方で多彩な音が出る感じ。ストラトがフォルテ止まりのところ、こいつはメゾフォルテが出るみたいな。言い換えると弾き手のスキルが問われる的なギターです。
あと、モダン系の音ではないのでいい意味でオールドっぽさもあり、相変わらずやるな、MEX!って感じw
メキシコ製ってさ、たまにやらかすんですよ、過去にもラッカー塗装のものは激鳴りしてたしね!こいつもね、ヤバい鳴りしてますよ!
ジョー・ストラマー。クラッシュの Vo, Guitar ですね。50歳の若さで2002年にお亡くなりになりました。
おいらはヒットした「ロンドン コーリング」くらいしか知らないし、パンクにもそんなに影響受けてないので彼のファンって訳でも無いのですが、彼のシグネイチャーモデルが気に入ってたので昔から探していた。
2017年には2代目になるレプリカが Fender から出たるけど、これまた球数が無くめったに見ない。
サドルが6連になり、ピックガードまでも黒く塗装されたけど半分剥がれた感じのハードレリック仕様。
どの道、新品には興味無くて。新品買って20年かけて育てる程自分の寿命が無いし!笑
このギターは2007年製なので、ボディもピックアップもいい感じになってて良い買い物でしたw
Fender MEX 2007 年製・JOE STRUMMER TELECASTER
いやー、カスタムショップ製の値上がりが凄まじいですね。
10年前50万前後だったのが5年前は60万前後に、今や80万前後、良さげなのは100万超え!
もうね、何なの?円安物価高で新品は仕方ないとしても、中古まで便乗値上げするのはいかがなものかと。もう買えねー!!
カスタムショップ製は何が違うのか?
言ってしまえば木材のグレードとラッカー塗装になるんだが、実はネックの太さだったりもする。
生音って右手の辺から聴こえるでしょ?
カスタムショップのは左から、ネックからも聴こえます。つまりネックも鳴ってるんですよ。
普通のエレキは右耳からのモノラルだとすると、カスタムショップ製は左耳からも音がするステレオ仕様!
言うても、そこまで大きい音はネックから出てないけど、明らかにステレオ仕様で聴こえます。そこがカスタムショップの凄いところですね。
このテレキャスはネックは薄いモダン仕様なのと、レギュラー材なのでネックは鳴ってないけど、ボディの鳴りが凄まじいので良しとしますw
MEX で新品定価24万弱なので流石にカスタムショップには適わないけど、USA の新品よりは全然カスタムショップ寄りの音ですね。
さて、買ったはいいがやっぱテレキャスは使わないんじゃ... と不安になったけど、特性を理解したのでトーンや弾き方でカバーできそう。
ストラトの曲も最初の頃より違和感なくなったし、こいつのキャラを活かしていこうかと。
よくテレキャスはキンキンするとか抜けるとか言うけど、鉄のサドルと鉄のプレートの音なんだよね。
ストラトみたいに鋳物にしたらどうなんだろうか。でもアフターパーツが無いとこみるとナシなんだろうねぇ。
アッシュボディでメイプル指板のモダンな薄いネックだともっと耳に痛いんじゃないかな?
ビンテージ系のぶっといネックだったら良いと思うけどね、それはそれでお値段高くなりますな、やれやれ...
というわけで、今回はこれにて。ではまた次回!

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